プロフィールには、身の上話や自己開示が必要か。

マインドとハート

ときどき、プロフィール欄に書くことがほとんどなくて困っているという方とお話をすることがあります。

そういう方って、激しいエピソードが必要だって思われているみたいですね。

良いプロフィールってどういうものだと思われますか?

過去を曝け出すメリット

過去の苦労話や、きつい経験など、長く生きていれば程度の差こそあれ、誰にでも起きていることです。

中には、よく生きてこられたね〜というような話も聞きますが、果たしてこういうインパクトのあるプロフィールがよいのでしょうか。

良い点から挙げていきます。

目立つ・記憶に残る

人の記憶に残るような体験は、もちろん人に覚えてもらいやすいです。その経験談に胸を打たれて、親近感を抱かれることも。

話によっては神格化されて、教祖のポジションが取れるかもしれません。

自己開示することで肯定できる

マイナスな出来事を隠していると、いつまでもネガティブな感情を抱え込むことになります。

自己開示をしてみると、周囲の反応が自分が思い込んでいるほどにも悪くないことが多いでしょう。

自分の認識が変わり、自分の心の檻から出ることができます。

説得力が増す

ネガティブな経験をしたから得た境地や、経験から得た言葉には力があります。

聞きかじった言葉を並べている場合と、自分の経験から出てくる言葉の重みが違うので、人にも届きやすくなるでしょう。

デメリット

過去の負の経験から、二次的な風評被害に合う可能性も発生します。その過去のネガティブな出来事を通して常に見られ、レッテルを貼られる危険があります。

まだ自分が、その過去の出来事を消化できていないときは、言わずもがな、傷口に塩を塗るようなものです。

無理に開示しなくてもいいでしょう。

開示はステップを踏む

もし、過去の出来事を乗り越えたくて、公表しようとしているなら、自分の身近にいる大切な人との関係から始めてみましょう。

それから公表するかは、一緒に相談して決めてもいいことです。

プロフィールの効果的な書き方

身の上話や苦労話は、ある種の人を惹き付けるストーリーとなり得ますが、メリットとデメリットを考え合わせて、使わなくてもよいなら不要です。

誰に何を伝えたいか

ライフストーリーは、どこを切り口にするかで、違った印象を与えることができます。

長々と、自分史を語ることで伝わる内容もありますが、ある時期のどの出来事が、何に影響を及ぼしたのかにフォーカスを当てて語る方が、すっきり伝わるでしょう。

また、自分語りは、自己陶酔感をもたらし、とても気持ちよいものです。

全部の出来事を並べ立てたとして、誰がそんなに長いストーリーを好んでみてくれるでしょうか。

自分の人生のティッピングポイントに絞って、そこを膨らませて上手に書けたら、その先に続編として長編も読んでくださるかもしれない、と思っておいた方がよいです。

人柄の良さや共感を生むプロフィール

良い面を並び立てると表面的な面白くないプロフィールになりがちですので、陰影をうまく使ってその人物像が描ければ、何も極端な自己開示は、必要ありません。

ちょっとした意外性や、ちょっとした失敗、成功談などから、紡ぎ出される物語も、人の好感や共感を生むのに十分です。

もっと重要なのは、その経験から得られたその人の価値観です。

人生で大事にしていることや理念とも言えるでしょう。それを上手に表現できたら、その面にぴったりくるお客様と出会えるのは想像に難くありません。

平穏な人生を送って来られた方にも、同じことが言えますね。

波乱万丈じゃなくても良いプロフィールになりますよ。

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